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July 16, 2005

夏はオセロの季節

地下では3年生によるリアルオセロが流行っているようだ。オセロって人間にも打てるものなんだねぇ(ぉ
オセロといえば、Unno氏も最近はりこんでるようなのでついつい釣られてみる。

まずは先日の高速化提案。軽く書いてみたがだめだった。全然速くならない。あの程度のループは余裕で予測できますということか。まあでも遅くもなってないので採用してみるか。

次に、Dothanの力。X40を買ってからオセロベンチしてないことを思い出したので、ちょっと動かしてみた。すると驚くべき結果が。

まず終盤探索性能(FFO #40)。これはNorthwood/3.0GHzで12.3sec、Dothan 1.4GHzで18.1sec。まあ妥当なところ。驚いたのは中盤探索性能。これはNorthwood/3.0GHzが800~900knpsに対し、なんとDothan 1.4GHzは1.0~1.2Mnps。つまり、クロック周波数半分以下のDothanの方が速い!

これは、終盤では(分岐予測をミスらなければ)純粋にクロックの争いになるのに対して、中盤では評価関数のために巨大なテーブルを引いたり、置換表を引いたりする必要があるため、2次キャッシュ容量の圧倒的な差(Northwood: 512KB、Dothan: 2MB)が効いてくるためと思われる。すごいなDothan。さらに性能を上げて来るというYonahが楽しみだ。

そんな俺の今の関心事は並列αβ。xhl氏の実験結果に感動。「並列αβは全然性能が出ない」という先入観を持っていた(これはxhl氏も同じようだ)が、予想に反してなかなかの性能が出ている。これまでは並列化するといっても動作環境の点であまり現実味のない話だったが、今後2~3年のうちにデュアルコアもしくはそれ以上のコア数が当たり前になると考えられ、並列化アルゴリズムがこれまでとは比較にならないほど重要になってくる。完全に分散した環境は大げさだと思うので、まずはデュアルコアを睨んでSMP環境への対応ということになるだろう。並列化αβと、スレッドセーフかつオーバーヘッドの小さな置換表、あたりが鍵か。

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