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December 31, 2005

2005年を振り返る

どこの日記を見ても同じことをやっていて顰蹙だけど、1年のまとめ。

1月 CPU実験とともに年明け。ひたすらコンパイラの最適化。この月はおもしろいように最適化が進んだ頃だった。プロトタイプアーキテクチャ"Firexhl"から本番アーキテクチャ"FX25636"への以降作業も行った。
2月 CPU実験しながら試験・Mac mini購入。しかしこの後Mac miniは研究室の片隅のインテリアと化すのであった…。
3月 CPU実験で優勝。
4月 ISerで四国旅行買わないだろうとか言っておきながらX40を購入。この軽さに慣れるともうX2xやX3xには戻れない。
5月 演習3でLilyVMをいじる。この辺からC言語onlyのUNIXシステムプログラミングの世界へ…
6月 演習3でLinux kernelをいじる。この辺からC言語onlyのOSカーネルプログラミングの世界へ…。嗚呼、オブジェクト指向プログラミングとC++とOCamlをこよなく愛した若者は何処へ行ってしまったのか。だんだん院試が鬱でたまらなくなる。研究室の第1志望を割とはっきり意識するようになる。PHS端末を京ぽんに変更
7月 暗黒面。結局映画館では2回しか見ることができず残念。演習3と夏学期の課題レポートに追われる日々。選択単位が揃わない気がして焦る。院試とレポートの板挟みにあい、結局院試の勉強は全くせず。
8月 あわてて院試の勉強を始める。試験前は正直50%くらいの確率で堕ちる気がしてしょうがなかったが、奇跡的に合格していた
9月 前半、離散数学不合格事件控訴審の結審(またの名を期末試験)に備えて勉強。おかげで優の判決が出た。が、成績表に去年の不可も並んで残ってるのはなぜ?後半、9月締め切りのレポートで徹夜を繰り返す。この頃出したレポートは専門外のこともあってものすごくひどい出来であった。成績出てないのが1つあるけど大丈夫かねぇ…?
10月 研究室配属、憧れの地上生活のスタート。ロッテの31年ぶり優勝に酔いしれる。
11月 研究室で出展したSuperComputingの国際会議、SC|05に連れて行って貰う。15年ぶり3回目のアメリカはやはり新鮮だった。英語が全然しゃべれない。言葉が出てこない。でも聞き取る力に関しては衰えていない気がした。ゲイツを見ようと頑張るも超混雑。遠目に見た。ところで、かつては「アメリカ産牛肉が輸入再開されても絶対食べるもんか!」と思っていたが、よく考えると現地で肉骨粉まみれのBEEFをたらふく食ってきたので、もはや怖い物はなくなった。もうこうなったら安くてうまけりゃなんでも食べるぜ!
12月 卒論のテーマが右45度ほど変更になって終わらない感が募る。卒論abstractを提出。もう後に引けなくなった。

IS関連の事柄しか書いてないのは仕様です。IS以外で大したことはやってないしね。さて、今年1年を振り返ると、まあまあ真面目にやってきたのではないだろうかという気がする。今年はコンパイラ(特に最適化フェーズ)、VM、OSなどについての理解が深まった。思い返すと、中学生~高校初期の頃はOSに強い興味を持っており、高校後期~教養時代あたりは人工知能・プログラミングパラダイム・セキュリティなんかに興味を持っていた。研究室選択によって、再びOS/ミドルウェア系の方面に集中することがほぼ確定したわけだが、なかなかよい選択であったと今のところ思っている。

さて、目下当面の目標は無事に卒論を書き上げ、卒業単位を無事に集めて来年3月に卒業することである。院試をもう一度、はぜひとも辞退したいところだ。

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December 25, 2005

古い技術書

ただでさえ忙しい年末に大掃除をすることにしたのは誰だ、と毒づきながらも、毎年なんとなく惰性で部屋の片付けをしてしまうのが年末である。普段全くと言っていいほど片付けのできない人間なので、1年に1回くらいは片付けをしないとさすがにまずい。

片付けといっても、大抵はいらないものを捨てることである。なんとなく捨てるのは惜しい気がして取っておいたものとか、古くなったバージョンのソフトウェアとかを大分処分する。基本的に中古屋やオークションなどで売る気のない製品の箱は捨ててしまって構わないはずなのだが、箱の中にマニュアルやCDが入っていたりすると今度はそれらをどこに保管するのかという問題が生じるのでなかなかややこしい。

毎回片付けをするたびに悩むのが、古くなった技術書、例えばC++の教科書(入門書)の扱いである。中学生もしくは高校生の頃に買ったり、買ってもらったりしたものだ。これらははっきり言ってもはや必要ない。今後手元に置いておいても参照することはないだろう。しかし、それらの本がその言語を学ぶに当たって初めて手にし、繰り返し読んで育った本だったりすると、今の自分を形成する重要な一部品のような気がしてなかなか捨てられないのである。

これが技術書でなく普通の本なら、古本屋や古本市に流して誰かの役に立つ事を祈る、という方法で自分を納得させることもできよう。しかしながらコンピュータ業界は流行廃りが激しいことは古本屋の旦那でも知っているので、コンピュータ関連の本はまず引き取って貰えない。仮に引き取ってもらえたとしても、そのような古い内容の本(例えば、iostream.hと書いてあったり、templateや例外について書いていなかったり…)を世に流すのは今や害悪であると思うので、それもできない。

というわけで、今年も結局読むでもなく処分するでもない本が何冊か生じてしまうのである。物を大切にするのは美徳の1つだとは思うが、大切にしすぎて自分の生活空間を圧迫するのも考え物だな…。

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December 15, 2005

Understanding the Linux Kernel, 3rd edition

今研究室で大流行のUnderstanding the Linux Kernel, 3rd Editionが届いた。カーネルをいじっていると、時々データ構造や処理の意味するところがわからなくて悩むことがあるが、そうした際に役立つこともあるのではと思って購入してみた。Linux 2.6.11を元に書かれている(Preface, xiii)とのことなので、かなり最新(今日現在2.6.14)の仕様に近い。Linuxカーネルに関わる人にとっては必携の書と言えるだろう。

どうでもいいけど、Amazon.com Int'l Sales, Inc.ってSeattleにあるらしい。

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変なタイトル

ボーイングのエンジンに重大な不具合 国内に48機

このタイトルは正直どうかと思う。エンジンを製造したのはプラット・アンド・ホイットニーであってボーイングではない。記事中にはちゃんと書いてあるものの、見出しももう少し配慮してもらいたいところだ。ちなみに他社は「B777エンジン欠陥…全日空・日航すべて部品交換」(読売)、「エンジン部品、製造ミス トラブル原因 全日空・日航が発表」(産経)といった感じ。

飛行機のエンジンは少なくともボーイングの大型旅客機の場合自社で製造するのではなく、エンジンメーカーが製造するエンジンの中から各航空会社が好きなメーカーを選んで発注するようになっている。例えばB777やB747ではPratt & WhitneyGeneral ElectricRolls-Royceの3社が製造している[1]。昔はエンジンを見るだけで製造メーカーまでわかったものだが[2]、最近は勉強不足のためわからなくなってしまった。

マイクル・クライトンの「エアフレーム」にも、エンジントラブルを航空機メーカーの名前で報道するマスコミに対して航空機メーカーのエンジニアが激怒する、といったシーンがあった。大きな新聞社ともなれば一人くらい飛行機ヲタの記者とかいないものかな?

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ふたご座流星群

12月14日は今年のふたご座流星群の極大ということで、この寒い中外に出て空を見あげてみた。ふたご座流星群はしぶんぎ座流星群(1月)、ペルセウス座流星群(8月)と並んで3大流星群と言われるものの1つで、毎年コンスタントに流星が観測できる。特に12月は寒いことを除けば(太平洋側は)天気もよく、冬の星座は明るくて綺麗なので観測にはもってこいだ。

自宅近くの畑の中で見たので、観測地でもないし天頂付近にはほぼ満月に近い月が居座っているわで条件は決してよいとは言えなかったが、ふたご座の形は頑張れば認識できる程度には見えた。結局1時間強近く粘って10個ほどの流星を見ることができた。分裂しながら落下する火球みたいなのも見ることができて満足。不真面目な天文屋もどきの自分にしては十分すぎる成果だ。どうせなら自分の目に魚眼レンズくらいの画角があればもっとラクに観測できるのに。

極大は過ぎたと言っても前後数日は活動が続くようなので、まだ見ていない方はぜひ。それにしても寒かった…。

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December 05, 2005

Fedora Core 4 at X40

おーくらの法則…というか、「N日書いてないとN+1日書かなくても同じような気がしてしまう」というめんどくささ増大則によってだいぶ間が開いてしまった。

今自分のX40にはWindows XPとVine Linux 3.1が同居しているのだが、「Linuxは大して使わんだろう」と思って5GBしか割り当てなかったせいでひどいことになっている。また、Vineは気に入っているとはいえさすがにkernel 2.4もいまどきどうかと思うし、普段kernel 2.6な環境で作業/開発をしているのでそれに合わせたい。ということで、Windows領域(NTFS)を縮小してLinuxへの割り当てを増やし、さらにFedoraでも入れて一挙に環境の改善をはかろうという計画である。なんとなくやる気が出たので一挙にインストールを行うことにした。

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