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December 25, 2005

古い技術書

ただでさえ忙しい年末に大掃除をすることにしたのは誰だ、と毒づきながらも、毎年なんとなく惰性で部屋の片付けをしてしまうのが年末である。普段全くと言っていいほど片付けのできない人間なので、1年に1回くらいは片付けをしないとさすがにまずい。

片付けといっても、大抵はいらないものを捨てることである。なんとなく捨てるのは惜しい気がして取っておいたものとか、古くなったバージョンのソフトウェアとかを大分処分する。基本的に中古屋やオークションなどで売る気のない製品の箱は捨ててしまって構わないはずなのだが、箱の中にマニュアルやCDが入っていたりすると今度はそれらをどこに保管するのかという問題が生じるのでなかなかややこしい。

毎回片付けをするたびに悩むのが、古くなった技術書、例えばC++の教科書(入門書)の扱いである。中学生もしくは高校生の頃に買ったり、買ってもらったりしたものだ。これらははっきり言ってもはや必要ない。今後手元に置いておいても参照することはないだろう。しかし、それらの本がその言語を学ぶに当たって初めて手にし、繰り返し読んで育った本だったりすると、今の自分を形成する重要な一部品のような気がしてなかなか捨てられないのである。

これが技術書でなく普通の本なら、古本屋や古本市に流して誰かの役に立つ事を祈る、という方法で自分を納得させることもできよう。しかしながらコンピュータ業界は流行廃りが激しいことは古本屋の旦那でも知っているので、コンピュータ関連の本はまず引き取って貰えない。仮に引き取ってもらえたとしても、そのような古い内容の本(例えば、iostream.hと書いてあったり、templateや例外について書いていなかったり…)を世に流すのは今や害悪であると思うので、それもできない。

というわけで、今年も結局読むでもなく処分するでもない本が何冊か生じてしまうのである。物を大切にするのは美徳の1つだとは思うが、大切にしすぎて自分の生活空間を圧迫するのも考え物だな…。

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Comments

本棚がやう゛ぁいので、何冊か捨ててしまった。わりと昔は適当に買ってたので、失敗した本がたくさん・・・。

Posted by: unno | December 25, 2005 03:48 AM

本棚は常にやばい。古い雑誌をどけたり、整理をうまくしたりでなんとか床に積まなくて済む環境を構築したが、これもいつまで持つことやら。

Posted by: fujita.h | December 25, 2005 06:59 AM

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