August 24, 2007

Nikon D300発表

ウワサどおり23日、ニコンからD3およびD300が発表された。D100およびD200のオーナーとして、特にD300に対する感想を述べておこうかと思う。

D200後継機は「サプライズ」であるという情報は発表前から流れていたが、ここまでのものとは思わなかった、というのが正直なところだ。D300を一言で言えば「DXフォーマットを搭載したフラッグシップ機」と言ったところだろう。実際、D3とD300のスペック的な違いといえばもはや撮像素子のサイズくらいしかない。

D200とD300の比較はDC Watchの記事に詳しいが、特にピックアップすると次のような感じである。
- 画素数が1000万から1200万に
- 最低感度がISO100から200に
- 秒間コマ数が5から6(最大8)に
- ライブビュー機能(二種類のAF可能)
- センサーのゴミ取り機能
- ファインダー視野率100%
- 51点AF/15点クロス
- 3インチ背面液晶
- 5g軽量化(ぉ
- 14bitA/D変換ってのはRAWも14bitで出てくるのかな?

画素数は600万でも十分だと思っているので特にコメントしないとして、ISO感度が200からになったのはうれしい。D100ではやはりISO200からで、D200になって最低感度が100に落ちてシャッター速度の遅さにびっくりする場面も結構あったからだ。ライブビューは星を撮ったりするときに便利そうである。

これまでのD100、D200とも、中級機以上と分類されるランクの製品ではあったが、最上位であるD1シリーズやD2シリーズと比較すると明らかに下位の製品であった。例えばファインダー視野率が100%でないといったスペック上の特徴からそれは見て取れる。しかしながらD300は完全にプロ機という他ないスペックとなっている。驚くべきはこの性能が23万という価格で手に入ることである。昨今のデジタル一眼の相場からはこの価格はやはり高いと思われるかもしれないが、D100が20〜25万円、D200も20万円だったことを考えると実にリーズナブルであると言わざるを得ない。

さて、D300は11月発売であるそうだが、これを買うかどうか?とりあえずは様子見であろう。その理由はいくつもあるが
- D200を買って(2006/03購入)まだ1年半である (D100は2003/03購入なので3年使った)
- そもそもまだD200をほとんど使ってない
- 黎明期の製品故(デジタル部に)致命的な不満の多かったD100と比べてD200には今のところ不満がない
- D200への唯一の不満は重量であるが、5gしか改善されていない (これはこのクラスのカメラとしては仕方のないことではあるが)
- 23万はD300というカメラの値段としては反則的に安いが絶対的に見ると高い
といったところである。

このところのニコンのペースを見ると、おそらく来年夏にD80後継機が出て、再来年夏にD300後継という感じであろうから、あと2年様子を見るというのものまあ現実的ではないか。もしもD300を買うならば、残念ながらD200は売却ということになろう。D200とD300はあまりにも近すぎるため、両方を同時に運用することは難しい。

最後にD3について。「まさか本気でフルサイズをやるとは思わなかった」。C社がやっている以上やらないわけにはいかなかったということだろうか。スペック的には1D-MarkIIIといい勝負であるので、あとは画像に期待である。アテネでは惨敗であったが来年の北京五輪の中継ではまた違った様子を見ることができるだろうか?

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January 13, 2006

ニコンマニュアルの終焉

ニコンがマニュアルカメラ製品及びフィルムカメラ製品の大幅なラインナップ縮小を行ったことが各地に大きな衝撃をもたらしている。以前より店頭在庫状況の推移などから危機がささやかれてはいたが、ついにその不安が現実のものとなってしまった。

今回の発表によれば、フィルムカメラはF6とFM10のみが生産されるという。それ以外のAF/MF機は全て生産終了となる。F6は「F一桁」と呼ばれるAF一眼レフの最高峰であり、一方のFM10は他社製品のOEMという最廉価品である。

MFからAFへの移行に伴ってばっさりとマニュアルシステムを切り捨てたキヤノンと違って、ニコンはAFへの移行に際してもレンズマウントを変更せず、「Gショック」[1]やDXレンズのような一部例外はあれど、基本的には下位/上位相互の互換性を維持し続けてきた。そしてマニュアルカメラの生産から撤退するメーカーが相次ぐ中、ひたすらマニュアル製品の生産と販売を続け、FM3Aのようなすばらしいマニュアルカメラ製品も新たに開発してきた。特に、昨年末に発売された最新のデジタル一眼レフ「D200」が、それまでの普及価格帯デジタル一眼では省略されていた、絞りリングへの対応を盛り込んだことで「過去の製品も重視するニコン」の価値をあらためて示していた矢先のことだけに、ショックは大きい。

俺は完全にデジタルな人間なので銀塩フィルムは全く使わないのだが、カラースライドの美しさは認めるところであるし、デジタル撮像素子は階調表現の面でまだまだフィルムの足下にも及んでいない。何よりも、俺がニコンを使うようになったきっかけはNikon EMというマニュアルのカメラである。

はっきり言って今の時代にフィルムのカメラは売れないであろう。友人が指摘していたが、プロはその場で確認できることと速報性のメリットからほとんどがデジタルに流れており、銀塩を使うのはマニアか芸術的な写真家くらいである。そしていわゆる一般人は普通コンパクトデジカメか[2]、そもそも携帯電話で間に合っている。ニコン信者としては、売れない製品を無理して維持し続けてニコンに倒産されても困るので、今回の決定は黙って納得せざるを得ないのだが、やはりフィルム・マニュアルカメラからの事実上の撤退には一抹の寂しさを禁じ得ない。

もっとも、その中にあっても未だ一部のマニュアルレンズ製品の生産を続けると宣言しているニコンはやはりすごいのかも知れない。

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November 01, 2005

D200発表

13:50現在、公式サイトにはまだアナウンスはないものの発表された模様。digitalcamera.jpに記事あり。DC Watchにも早速記事が。

先日の写真は本物だったようだが、スペックについてはガセだったようである。(10Mpixel/5fps説と12Mpixel/3fps説があったようだ。前者が正しかったようである。)

スペックを見る限り、個人的には今のところ文句のつけようのない製品であるように思える。D2Xの性能をほぼ保ちながらコストと重量をカットしたモデルという印象。文句があるとすれば俺にとっては画素数が多すぎるくらいか。後は実際の画像(特に高感度時や長時間露光時)や、VR 18-200の性能などを見てみたいところである。

15:36追加:
プレスリリースが出ていた。
デジタル一眼レフカメラ「ニコンD200」の発売について
AF-S DX VR ズームニッコール ED 18-200mm F3.5-5.6G (IF)の発売について
ニコンワイヤレスリモートスピードライトSB-R200/ニコンワイヤレススピードライトコマンダーSU-800の発売について

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October 27, 2005

D200リーク情報?

前から「ニコン D200」での検索が多いなぁと思っていたら、Googleで大分上位に来るようになっていたらしい。それをさしおいても、やはりD200への関心は皆さん高いようである。

そんな中、「11月1日発表説が濃厚」との情報を友人が教えてくれたので掲載しておこう。今回はリーク写真つきのかなり確度の高い情報だ。D200と、「AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G」 、それと小型ストロボの写真が掲載されている。今回はNikon UKからのリークのようだ。いつもヨーロッパからリークしてないか?

写真の鮮明さと、いつものニコンの製品紹介写真のアングルと同じなこと等からこれが偽物である可能性は低いと思われる。スペックについては未だ不明だが、D200ボディを見る限り操作系はD100/D70よりはD2系に近いものとなっており、当然それに見合ったスペックになるものと期待される。

新しい18-200mmは、以前から「DX VR18-90mmあたり出るんじゃないの?」と予想されていたもので、「DXかつVRつきのズームがセットで出る」という予想は当たった。しかし10倍越えズームの18-200で来るとは正直びっくり。そんな高倍率にして画質が大丈夫か気がかりだが、ものすごく便利なレンズであることは間違いなく、画質が多少劣ろうとも実際の撮影ではこれ一本で済ませてしまいそうだ。

目下一番の問題は、D200がなかなか発表されない間に以前のカメラ熱が冷め気味になってしまったことだったりして……。

追記:
当然unofficialながらスペックを見つけた。12.4Mpixel CMOSで3fps・10連写@NEFらしい。D2Xかよ!D2Xのようにクロップモードが多分あって、その場合は6.8Mpixel・5fps・18連写@NEFとのこと。AFセンサは合計11点のうち9点クロス。D2系と共通?「D200はD2Xの下克上」とのゼネラル後藤の発言はこれのことか。

しかしながら正直な話、12Mpixelもいらないんだけどなぁ……ディスクとメモリが辛い。それよりは8Mpixelで5fpsのEOS 20Dの方が手頃なバランスだと思うのだが。まあ出す時期も時期だし、D70・D50とのラインナップ上の差異を明確にするためにもインパクトが必要なのだろう。

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July 20, 2005

ソニーがデジタル一眼レフへ進出

DC Watchより。ソニーがデジタル一眼レフへの進出を決めたようだ。

それにしてもコニカミノルタ?何でまた……という感じもするが、それよりもニコンユーザーとして気になるのはニコンのデジタル一眼レフの行方である。ニコンユーザーの間では広く知られていることだが、ニコンのデジタル一眼レフのイメージセンサーはこれまでほとんどソニーが開発・供給してきた。そのソニーが独自にデジタル一眼レフを出し、しかもαマウント陣営ということになれば、ニコンのデジタル一眼への影響も懸念される。

個人的にはソニーのセンサにはあまりいい感情を抱いていないので、このあたりで富士のスーパーCCDハニカムの提供を受けてくれないだろうか…と思うのだが、世の中そこまで単純ではないだろうか。富士ならニコンFマウントのS3Proを出していることだし、両者の関係的にも悪くない話だと思うのだが。もっともスーパーCCDハニカム搭載のニコン製カメラが出たら誰もS3Proを買わなくなるので、富士にとっては大問題かもしれない。

ところで、D200の発表ま~だ~~?

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May 18, 2005

DSC_5391

夕方突然の雨。1時間ほどで雨はあがり、夕日が差し込んできた。そして東の空には完璧な虹が。

超広角DX Nikkorを使ってもぎりぎり。やはり空を相手にするときは魚眼だろうか。

ところでDX 12-24mmの超音波モーターの音がいつもと違った気がした。不調だろうか。AF 28mm F1.4Dもぶっ壊れたっぽいし、もうどうしたものか。

よくよく考えればどちらのレンズも一度落とし(以下略

ニコンに持って行きますかね。

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February 16, 2005

D2Hsが本当に出た

DC Watchの記事より。出る出ると言われつつ同時に疑問の声も強かったD2Hsが本当に出るようだ。基本的にD2Hのマイナーアップグレード版といった感じである。

噂ではEOS-1D mark IIに対抗して800万画素程度のセンサになるのではとのことだったが、400万画素LBCASTは変わらず、画像処理エンジンやAFアルゴリズムの刷新にとどまった。400万画素という数字によほど自信があるのか、適当なセンサ供給元が見あたらなかったか。ノイズに関してはやはりニコンも問題だと捉えていたということか。連写枚数はJPEG 50枚、RAW40枚と、D2H(それぞれ40枚、27枚)より増えている。秒8コマでもRAWで5秒間連写できることになる。

さて、この発表を受けて、昨年末よりたたき売り状態だったD2Hの価格がどう動くかしばらく注目である。

関連:物欲を持てあます

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September 16, 2004

出た!

やっぱり出た

13:04現在、この件はニコンのサイトには掲載されていない。

ニコンホームページ
Nikon Imaging
DigitalCamera.jp

定価60万、8割がけで実売48万、ポイント還元考えると43万くらい?うーん、きついな。

15:15、ニコンのサイトにニュースリリースを確認。

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出るか?出るのか?D2X

かねてから噂されていた9月16日がついにやってきた。噂によると今日この日、ニコンが新しいカメラを発表するらしい。D2XとかF6とか最高機種が一挙に出るとか出ないとか。ということで昨夜から2chのD2xスレを再び追い始めたが、リーク情報(←いつまでリンク有効か不明!)などもちらほら現れはじめてやはり祭り状態。こういうウワサはこの段階まで来るとほぼ間違いなくあたるのである。

D2Xについて言われていることはだいたいこんな感じ。
・APS-CサイズCMOS 12.4Mpixel、さらに小さいサイズ(6.8Mp?)にクロップも可能
・デフォルトで5コマ/sec、クロップすれば8コマ/sec おいおいD2Hは不要か
・感度はISO100~800。1600と3200は無理矢理上げるモードがあるが、質は微妙っぽい
・LBCASTじゃないっぽい
・予想価格は5000ユーロ?

5000ユーロか…さすがにちょっと手が届かないな。特に驚くべきところはないが、あえて言うなら本当に12Mpをやってしまったところか。感度もこれまでの200~1600というレベルから一段落としているし、画質が大丈夫なのか気になるところである。あと、なにげにこれまでのCCDからCMOSになっている。それでもLBCASTとは書いてないあたり、LBCASTはやはり失敗だったのだろうか。

なにはともあれ、午後の正式発表を待つとしよう。

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September 04, 2004

EOS 20Dの画質

C社のカメラなど買うわけもないが、やはり同じランクの他社製品の機能や性能は当然気になるもので。PC WatchにEOS 20Dのβ機のレビューが出ていたので読んでみた。

文中で山田氏が「ただ、本機は素材重視のセッティングのため、デフォルトでは輪郭強調処理が弱めなので、標準設定では、意外にソフトな印象だ。」と述べているが、サンプルを見てびっくり、かつて「JPEGボケボケ」とさんざん揶揄されたNikon D100の画質に近い。C社のカメラもここまで来たか、という印象。また彩度、コントラストともにかなり控えめな印象であり、とてもC社のカメラとは思えない。ぱっと見せられたらD100の画像と間違うかもしれない。Kiss Digitalがある今、マニア向け、プロ向けの設定にしてきたということなのだろう。

ただ、サンプル画像の空の部分を見ると、いわゆる塗り絵トーンであり、Nikonのそれとは明らかに違う。まあ、空の部分の描写など多分モニタで100%に拡大しない限り判別できないことで、どちらでもよいと言えばどちらでもよいとは思うのだが、俺はNikonの方が銀塩っぽくて好きだ。→EOS 20DのサンプルNikon D70のサンプル

ところで、この全体的な輪郭の甘さは輪郭強調設定の問題だけでなく、レンズの問題でもあるような気がするのだ。たとえばこの画像の左下の建物のエッジを見ると、強烈な色にじみが見える。D100でも高級レンズを使うと実にくっきりとした絵が得られるということがあったので、ぜひLレンズ(それもデジタル一眼が出て以降の製品)でもテストして欲しいところだ。

EOS 20DはLレンズをつけて使うべきカメラだと、個人的には思う。(しかし超広角域はEF-Sしか選択肢がないんだよなぁ…)

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